ムスタフィのプレースタイル解説!

90巻以上出ている名探偵コナンの読み返しに入った男、づんづんです
今回はアーセナルのセンターバック、シュコドラン・ムスタフィについて解説します
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ムスタフィとは?
プロフィール
フルネーム シュコドラン・ムスタフィ
生年月日 1992年4月17日
身長 184cm
国籍 ドイツ・アルバニア
出身地 バート・ヘルスフェルト
所属 アーセナル
利き足 右足
クラブ遍歴 プレミア:エヴァートン(09~12)→セリエA:サンプドリア(12〜14)→ラリーガ:バレンシア(14〜16)→プレミア:アーセナル(16〜)
ムスタフィはハンブルガーSV下部組織出身のプレイヤー
しかしドイツ国籍ながらドイツトップリーグでの出場経験はなく、2009年にエヴァートンへ移籍しプロデビューを果たすもののプレミアリーグでの出場を得れず、2012年1月にサンプドリアへ移籍(当時はセリエB)
そこで花を咲かし一定の評価を得ると2014年に移籍したバレンシアでもオタメンディ(現マンチェスター・シティ)と共にセンターバックコンビを組み大いに活躍
2016年夏、現在所属のアーセナルへと移籍し当時監督のアーセンヴェンゲルの下で初のプレミアでも先発出場を続けていました
しかし監督がエメリに交代しチェルシーからダビドルイスが加入すると立場は急変
19/20シーズンは24節終了時点で5試合(先発3試合)の出場に留まっており移籍も十分ありうる状況となっています
ドイツ代表においても2018年の親善試合を最後に招集されておらず、1年半ほど遠ざかっている状態です
・ドイツハンブルク出身
・エヴァートンでデビュー
・16年からアーセナルで活躍
ムスタフィのプレースタイルは?
センターバックとしてプレーするムスタフィの長所と短所を解説していきます
ムスタフィの長所
僕がムスタフィのプレーを見てて流石や工藤!と思ったポイントはヘディングの強さ、ビルドアップ時のポジショニング、ロングボールの狙い、大きく分けてこの3つです
ヘディングの強さについてですが競り合いや球際の強度はもちろん、とにかくヘディングでボールを遠くまで飛ばしてくれますね
浮き球が飛んできた場面でここで一旦落ち着きたい!とか守備の人数足りない!って時あるじゃないですか
そういう時に遠くまでボールを跳ね返して味方が陣形を組み直す時間を作ってくれるんですよね
相手選手へのマークの意識も高いですし
ムスタフィ自身が周りを見ながら意識的に行っているかは分かりませんがチームとしては助かるプレーです
ビルドアップ時のポジショニングに関しては、1つ1つのプレーでポジションを取り直す回数の多さと速さに驚いたんですよね
そもそも僕にムスタフィが丁寧にポジションを取るイメージがないという先入観もあったためか、相方のソクラティスや降りてきたジャカ等に合わせて効果的に動く姿を見て意外に感じました
さらにボールを保持した状態でプレスに来た相手FWの逆を突き自分でフリーな状況を作り縦パスを通すなど巧みな一面も持っている選手ですね
最後のロングボールの狙いもムスタフィのプレーを見て驚いたプレーの1つです
少々相手がプレスに来ていようが逆サイドであろうが前線のプレイヤーの動きをしっかりと視野に入れ、ポンポンとボールを蹴り込んでいきます
最終ラインからチームにダイナミズムをもたらしていますね
・ヘディング強い
・意外に巧み
・視野もある
ムスタフィの短所
僕がムスタフィのプレーを見ていてあれれー?おかしいぞー?と気なったポイントは、ヘディングのポカ、ロングボールの精度、大きくこの2つです
ヘディングのポカというのは、まあ、シンプルにかわされる場面が結構あります
それも競り合いに行ってるから割と見た目も悪い感じで
バチッと競り合えれば先述したようにドカンと跳ね返してくれるんですが、外したときは前に出てるのでかなりやばいです
ホームランか三振かみたいな選手ですね
見た目も野球で言えば4番っぽいし
ロングボールの精度については先述のように積極性と視野は良いんですが、いかんせん精度がそこまで伴ってないので失敗が多いんですよね
特に相手のプレスが迫っている状態で蹴ると、川島かな?と思うくらい大きめにサイドラインを超えていきます
プレーの質もスピードもあるビッククラブとの試合なんかは不安が残りますね
・かわされがち
・ロングボール外しがち
ムスタフィの解説まとめ
魅力も十分にあるけどちょっと使い勝手が悪い…
しかもフィジカル面ではソクラティス、技術面ではダビドルイスとそれぞれに特化したセンターバックがアーセナルにはいるので先発出場が難しいんですよね
むしろ第3CBとしてはこれ以上ない贅沢な存在だと思います
というか試合に出てないのなんでや?そんなムスタフィってアカンっけ?とか思って久々にムスタフィのプレーを見たら、こりゃエメリは使いたがらないタイプだなと感じましたね
まあそのエメリも更迭されたのでここからまた出番を増やすかも分かりませんが
最後にこの記事を書いてて1番驚いたのはムスタフィの意外な技術面でもポカでもなく、彼がまだ27歳だということ
勝手に32歳だと決めつけてました
ごめんよムスタフィ
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[写真引用元]=Getty Images
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