浦和対鹿島の試合結果とマッチレビュー!命運を分けた3のポイントとは!

浦和対鹿島の試合結果とマッチレビュー!命運を分けた3のポイントとは!

こんにちは、づんづんです

今回は2017シーズン5月4日に行われたJリーグ最大のビッグマッチ!!浦和対鹿島のマッチレビューをしていきます!!

両チームの布陣と試合結果

首位浦和、勝ち点1差で3位につける鹿島

鹿島が勝利すれば順位が入れ替わるという状況で見事に鹿島が1-0で勝利し暫定で首位に立ちましたね!

ただこのビックマッチは両チームとも怪我人を抱えながらの戦いになりました

浦和はケガの遠藤と柏木に代えてセンターバックに那須、ボランチに青木を起用

一方の鹿島も左サイドバックの山本が負傷中、控えの三竿も万全の状態ではないという事で右サイドが本職の西を左サイドバックに回し右に伊藤を据えるスターティングメンバーになりました

両チームともスタメンに少し変更があったもののシステムはそれぞれが慣れ親しんでいる「浦和式3-5-3」と「鹿島式4-4-2」を採用しています

試合展開

今回のゲームはボール支配率(浦和63%:鹿島37%)からも分かるように完全に浦和ペースの試合

鹿島サイドはアウェイという事もあるのか試合序盤からディフェンスラインを低く設定し守備に重心を置いているようでした

ただそこにはしっかりとしたロジックがあり石井監督の浦和対策がばっちりとはまりクリーンシートで鹿島は勝利しました

その浦和対策を分析していきましょう

徹底したマンマーク

浦和の攻撃はいつものように森脇と槙野が高い位置を取りそのスペースに青木と阿部が下りてきてビルドアップを助けながらゲームメイクをするというものでした

ただ一ついつもと違った点は2シャドーの選手にボールが中々入らなかったことです

上記の様に鹿島は昌子と植田をラファエルシルバにつけ、それ以外の守備陣は浦和の攻撃陣を徹底的にマンマークするという守備システムでした

特に浦和の攻撃の最大の持ち味である3トップへのパスコースを完全にふさいでおり浦和にボールを回させるディフェンスが構築できていました

この守備システムを可能とさせているのはやはり鹿島の両ボランチの能力の高さです

小笠原、レオシルバともに広いカバー範囲と高い守備力を持ち対人では決して負けません

マンマークは少しでも集中力を欠くと一気に綻びが生まれる作戦ですから、それを踏まえるとこの両選手が果たした仕事は相当大きいものだったと思います

スピーディな鹿島の攻撃

とはいえ得点を奪わないと試合には勝てません

下位のチームなら勝ち点1の引き分け狙いでも構いませんが鹿島の場合、連覇を目標としているわけですからそれでは不十分です

ただ鹿島がボールを奪っても浦和の前線の選手の戻りが素早くディフェンスラインの選手も一気にプレッシャーに行くのであっという間に挟まれてボールを奪われてしまうんですね

そのため鹿島の時間帯というものは、ほとんど生まれませんでした

しかし鹿島はスローインの流れから金崎の個人技もあり先制点を奪います

ここで僕が注目してほしいのが金崎ではなく、小笠原の動きなんです!

ここまで守備に体を動かしていた小笠原がこの瞬間だけ前に出てボールを受けてアシストしているんです

もちろんボランチの選手が前線に飛び出すのはカウンターを食らうリスクがあるのですが冷静にボールをさばいてゴールにつなげました

こういったプレーを見せられると「小笠原はリスクをかけるポイントが分かっており、試合の流れが読める選手」と言われる理由が理解できますね

また後半に入っても鹿島は決定機を数回作るなどここまで上手くいってなかった金崎ペドロジュニオールの2トップコンビがここにきて機能し始めているように見えました

2選手ともスピードと決定力のある選手なので浦和にとってはボールを保持いていても常にカウンターの危険を感じる怖い存在になっていたと思います

今一つだったペトロ采配

後半にペトロヴィッチ監督は武藤に代えて李、青木に代えて駒井を投入します

この交代の狙いは前半に青木がドリブルで一人はがして持ち上がりワンタッチでつないでシュートまで持っていくというチャンスシーンがあったのでそのポジションに駒井を入れることでより前への推進力を高めたいというものだと思います

その同サイドにフレッシュな李を据えて攻撃をもう1段階活性化させたかったのでしょう

この采配に対応して鹿島は小笠原に代えて三竿、ペドロジュニオールに代えて鈴木と交代させ守備を固め遠藤に代えて永木を投入し左サイドに配置しました

駒井、関根、李の連携を阻止する狙いがあったと思います

そしてこの両監督の石井監督に軍配が上がります

駒井の投入により画像にあるように右サイド奥のスペースを使い始めるのですが鹿島の右サイドバック、西らを中心とした堅い守備に阻まれ最後まで得点をとることはできませんでした

浦和としてはもう1歩及ばずといった形しょうか

ただペトロヴィッチ監督は3枚目のカードを中々切りませんでした

結局後半アディショナルタイムに負傷した興梠に代えてズラタンを投入しましたが時間はほぼゼロ

ボールを支配していただけに交代しにくかったのかもしれませんが1点差で負けている状況で2選手しか交代しないというのは消極的すぎるかなと思います

どうしたら浦和は得点を奪えたのか?

浦和が得点を奪うにはどうしたら良かったのか?

僕は駒井を左のボランチに、または画像のように菊池を投入し左サイドから攻めるべきだったと思います

鹿島の左サイドバックの西は対人が強くJ1屈指の選手です

そこで関根選手は抜ききれずに苦しんでいました

一方右サイドバックの伊藤は今回怪我人の発生により急きょスタメンに抜擢された選手ですし見たところ守備範囲は広いようですが対人は弱くマークをはがしやすいように見えました

ですので宇賀神、槙野、興梠に菊池か駒井を加えた左サイドに人数をかけて攻めフリーの選手を作ってクロスボールというパターンが有効ではなかったかなと思います

まとめ

ビックマッチを制し首位に立った鹿島とダービーに続き2連敗となった浦和

前半戦も中盤ですがここから両チームの争いはもっと熱くなるでしょう

そしてこの試合は結果を知っていても楽しめるゲームですからダゾーン契約中の方はぜひご覧ください!

ではでは!

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[写真引用元]=Getty Images